終わらせるのを始めたい

今の職場は最近はやりのアジャイル、といえば聞こえがよいが、実のところ体系化された手法を取り入れたりはしていない未開の地であり、解決すべき問題がたくさんあるはずだ。

 

誰が何をやっているか、どのくらいの量の仕事があるのかなど、改めて調べないとわからないのではないだろうか。

 

最近痛感したのは、今の職場は俗人的な業務が多くて、人の入れ替わりに耐えられる組織に全くなっていないということだ。

3月までにメンバーが何人か減っていたが、さらに今後ベテランがいつ抜けるかわからない状況だ。

そのため業務の引継ぎをやらなければならないはずなのだが、そもそも引き継ぎ以外の業務だけでもばたばたしてしてしまっていて、引継ぎをやる余裕自体がない状態になってしまっているのだ。

 

それなので今回の目標は、人の入れ替わりがあっても外から見てあまり変化がなく持続可能な組織になることだ。

 

今、特に問題と思っていることは次のようなことだ。

  1. どんな仕事をした、という報告が週1のミーティング、サポート報告、勤務報告書など複数あるのだが、入力方法やフォーマットがまるでばらばら。⇒同じソースを元に出力できそうなものを、わざわざ何度も入力している。
  2. 売上や粗利の計算はしているが、それにかかった実績工数などを振り返る場がない。⇒見積もりの精度をあげたり、何がボトルネックになっているのかを洗い出したり、といったフォーマルな場がない。
  3. メンバー同士のコミュニケーションの手段のメインは、口頭かメールが主。⇒体系化されていない記録しか残らないし、過去の履歴を探すのに時間がかかることも多い。

ネットでいろいろ検索していて、これらを一気に解決できる可能性があるRedmineなどのタスク管理に思い当たった。(以前チームで導入するために試用してみたが、使いこなせず挫折していた。)

ほかのメンバーをその気にさせるには、「まず動くものを作ってみせる」のが良いかと思っていろいろ調べていたら、以下のような先人の記事に出会った。

 

Redmineをしっかり活用してチーム運用改善したら、チーム力がグンと上がった話

kakakakakku.hatenablog.com

 

今度は挫折しないようにまずは「カンバン仕事術」読もうと思い発注した。

がむしゃらにはじめるのではなく、ひとつづつ終わらせたい。